マルチユーザ
複数のユーザーが1台のMacの環境を切り替えて利用する
ための機能。Windowsでは以前から実現している機能である
が、Macは本来「1人が1台を所有する」というのが基本コン
セプトであったため、マルチユーザー対応になったのはMac
OS9以降となる。
ユーザーの登録は、「マルチユーザ」コントロールパネルで
行う。登録できるユーザーの種類には、Finderと起動ディス
クのすべてのアプリケーションを利用できる「通常」と、自
分のフォルダ内だけに書類を保存でき、許可されたアプリケ
ーションだけを実行できる「制限付き利用者」、利用できる項
目だけが表示される「パネル」の3種類がある。それぞれの
ユーザーは、デスクトップパターンやサウンドの音量などを
個別に設定することが可能だ。
マルチユーザ機能をオンにすると、Macの起動時にログイ
ンウインドウが現れる。ここで一覧の中から設定したユーザ
ー名を選択して正しいパスワードを入力しないとMacを利用
できない仕組みとなっている。
なお、キーボードから入力するパスワードの代わりに、声
紋による認証も利用できる。
→キーチェーン
「マルチユーザ」コントロールパネル
メモリ保霞
(メモリほご)
実行中のアプリケーションに、独立した専用のメモリ空間
を割り当てる機能。アプリケーション側からは、すべてのメ
モリが自分専用で、他のアプリケーションやOSは存在しな
いように見える。このため、あるアプリケーションが誤動作
し、どこかのメモリ領域の内容を破壊することがあっても、
他のアプリケーションやシステムは影響を受けない。
これに対して現在のMac OSは、1つのメモリ空間をすべ
てのアプリケーションとシステムで共有する仕組みとなって
いる。したがって、あるプログラムが誤動作してしまうと、
別のアプリケーションやOSが使用しているメモリの内容が
書き換えられる可能性がある。1度この状態に陥ると、連鎖
的に誤動作を引き起こし、結果的にシステム全体のクラッシ
ュにつながる危険が大きい。
MacOSXのメモリ保護機能は、そのカーネルである
「Mach3.0」が提供する。
→Mach3.0、カーネル
メモリ保護機能の仕組み
ADC [Apple Display
Connector]
(エー・ディー・シー)
MACWORLD Expo/NewYork2000で発表された新型
PowerMacG4とPowerMac G4Cubeが採用する新しいデ
ィスプレイ接続用コネクタ。同時に発表された「AppleStudio
Display17インチCRT」 「Apple Studio Display15インチ
TFT」「Apple Cinema Display」が同端子に対応している。
デジタル映像信号とUSB、電源を1本のケーブルにまとめ
たもので、従来のデジタルインタフェースである「DVI」の
後継となる。これによりデスクトップまわりの配線が非常に
すっきりする。
→Apple Cinema Display、DVI
ADC
AGP [Accelerated
Graphics Port]
(エー・ジー・ピー)
米Intel社が96年に発表したビデオカード用インターフェイ
ス。グラフィックコントローラとメインメモリを専用バスで
接続するため、3Dグラフィックなど大量の画像データの転
送に適している。バス幅32ビット、クロック周波数66MHz
の高速PCIバスをべ一スにした規格で、2倍のクロック周波
数で動作する「2x」モードや、4倍の「4x」モードも制定さ
れている。現在のMacはすべてAGP2xを採用している。
Power Mac G4のAGP
AirMac
(エアマック)
米Apple社の無線LANシステムの名称。日本以外では
「AirPort」と呼ばれるが、日本では商標の関係からAirMacと
なった。「IEEE802.11b」規格に準拠しており、データ転送
速度は最大11Mbps。マシンに内蔵するカード型の「AirMac
カード」と、基地層として動作する「AirMacべ一スステー
ション」の2種類の製品がある。AirMacカードはType IIの
PCカードに似た形状をしているが互換性はない。現在の
Apple社の製品ラインでAirMacに対応していないのは、最下
位モデルのiMacのみ。
AirMacべ一スステーションには、最大10台までのマシン
を同時に接続できる。通信可能範囲は半径45mなので、自宅
やオフィスでの使用には十分。
また、56Kbpsモデムを搭載し、1つのIPアドレスを複数の
マシンで共有する「IPマスカレート」機能を備えているので、
AirMacを装着した複数のMacから、べ一スステーション経
由で同時にインターネットヘアクセスすることが可能。さら
に、10Base.Tポートも装備しているため、AirMacに対応し
ていない旧式のMacとの中継点の役割も果たせる。
→IEEE802.11、無線LAN
「AirMacべ一スステ ーション」(左)と
「Air Macカード」 (右)
AirPort
(エアポート)
米Apple社の無線LANシステムの名称。日本では「AirMac」
と呼ばれる。
→AirMac
「AirPonべ一スステ
ーション」(左)と
「AirPonカード」(右)
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